洋服の断捨離をするとき、洋服の適正量って何枚なんだろうと思ったことはありませんか?いったい何枚にしたら、選びやすい服の数になるのでしょうか。きっと基準があったらやりやすいですよね。
ここでは
・ミニマリストの服の数
・着こなし術の本
を参考に、私が実践して「これだ!」と思った適正枚数を紹介します。
「洋服」には重要な役割がある
第一印象のイメージを形作るのは3つの要素だと言われています。
見た目を形作る【3つの要素】
- 服装
- メイク(身だしなみ)
- 髪型
この3つが組み合わされて総合評価になるのだそう。中でも服装の影響は一番大きいと言われています。洋服は真っ先に目に入り情報量がとても多いからですね。
どうしてその服を着ているのか?
答えは洋服そのものです。自分の好み、センス、TPOの常識判断、経済状態、衛生環境…実はあらゆる情報が、あなたの洋服には詰まっています。
だからこそ、自分の個性としての「洋服の役割」はとても大事なのです。
片付けプロの枚数は?
ミニマリスト「ゆるりまい」さんの場合
『わたしのウチには、なんにもない』の著者である「ゆるりまい」さんは、完全なるミニマリスト。
リビングも最低限のモノを残して、潔いシンプルさです。
もちろん「洋服」も、徹底して厳選し、枚数を絞っています。
ゆるりさんの服を選ぶ時のポリシーは「見られて恥ずかしくないか」「また同じものを買いたいほど好きか」。
そんなゆるりさんの参考枚数はこちら。(『わたしのウチには、なんにもない』より)
- トップス 7
- カーディガン 1
- ワンピース 3
- ボトムス 4
- アウター 4
- 部屋着 2セット
- 下着 3セット
- ゆかた 1
※ワンシーズン
執筆業をしているゆるりさんは通勤服が必要なく、着心地の良い日常服を中心にそろえているようです。
この考え方はリモート勤務中心の方や主婦の方、学生さんなどが参考にできそうです。
断捨離「やましたひでこ」さんの場合
『断捨離®』の提唱者やましたさんの持ち物も選び抜かれています。
現在も週の半分はセミナーや講演会で人前に出るお仕事ということですで、お勤めの方の参考になる構成です。
- オンの服 上下6セット
- オフの服 上下6セット
- 下着 上下6セット
- タイツ靴下 3セット
- パジャマ 1セット
クローゼットの服は全部で12セットということでしょうか?コートや趣味の服などは別途枠であるようです。
「オンの服」=仕事の服(通勤服)、「オフの服」=週末服·日常着という考え方が参考になります。
人気スタイリストさんの場合
人気スタイリスト山本あきこさんの本で、基本の21着で着回す実践本なので本当に参考になります。
本当に持つべき服はベーシックが一番なこと。ベーシックな服こそ、イマドキでオシャレに見せることが出来ること。
だからどこに注目して基本の一枚を買えばよいのか、着こなし・着崩しの視点はどこか、などカユイところに手が届く丁寧さで解説しています。
身の丈に合った服をどこで買えばいいのか迷子になっている人には、ブランド名も書いてあるので参考になるはずです。
この本があまりにも素敵だったので、「秋冬バージョン」も買ってしまいました。おススメです!
毎朝、服に迷わない 秋/冬 暖かいのにおしゃれになれる
スーパー主婦の場合
NHKなどで、スーパー主婦として活躍している井口典子さん。
実践的で役立つ情報の持ち主の井口さんは洋服は1アイテム5点までと決めています。
- Tシャツ(半袖、長袖)
- ブラウス(長袖、半袖、7部袖)
- セーター、カーディガン、ロング丈
- ボトム(夏、冬、デニム)
- ジャケット、コート(春秋、冬)
- ハイキング用衣類
- 礼服
各5点(1年で合計80点)
ちなみに下着や靴下なども、5点あれば困ることがないそうです。
決定!リアルな必要枚数とは
片付けスペシャリスト達の服選びを見て、現実的に必要な枚数がみえてきました。
1アイテム 5枚が適正
以下、リアルに実践できる枚数を出してみました。
- トップス 5
- ボトムス 5
- アウター 5
- ルームウェア 2
- 下着セット 5
- 靴下類 5
洋服の管理は1シーズンで考えるとラクなようです。
実はトップス5×ボトムス5×アウター5の組み合わせだけでも、125通りの着こなしができます。
1シーズンは3ヵ月と考えても約90日ですから、意外にバリエーションが楽しめる枚数なんですね!
シーズンごとの管理では、衣替えの時期ごとにアイテムの見直しをします。でも全部捨てるわけではないので安心してください。
来シーズンも必要でお気に入りの衣類はそのままキープ。汚れたり古くなったものは処理します。
次シーズンも絶対着ると決めた物は、クリーニングして保管場所に移動です。
オンシーズンだけのクローゼットは、いつでも「今日着たい服」だけ。本当に使い勝手バツグンです。
しかも毎日オシャレになれるなんて、神ワザすぎる!
ライフスタイルで増減させる
お勤めしている人は、通勤着と自宅着を分けて考えるとよいかもしれません。その場合は、通勤着5点+自宅着になります。
反対に在宅時間が長い人は、洋服に区別をつけないことも可能です。
足すことはいつでも可能なので、最初はどちらのパターンも、少ない数からスタートするのがコツです。わたしはジーンズもやめました。
要らなくなった服は
要らなくなった服はいつまでもとっておいてはいけません。
ビミョーな20着よりも、厳選された10着のほうがコーディネイトが決まりやすい。
またビミョーな服が混在しているとコーディネイトもビミョー率があがります…
要らなくなった服は、洋服の買取サービスを利用してみてはどうでしょう。
銀蔵はダンボールの手配や送料が無料!査定だけでも完全無料!のブランド買い取りサービス。
正直、片付かなかったり、モノをため込んだりするのって「捨てる・売る」が億劫だから
なんてことありませんか?
これなら送られてきたに詰めて送るだけなので、ごみ集積所よりラクなくらいです。
ぜひ上手に利用してみて下さい。
判断の基準は「旬」を意識してみよう
食べ物に『旬』があるように衣食住にも旬があります。
洋服も例外ではありません。いつまでも現役であり続けることは難しいと思います。
なぜなら、ものには必ず寿命があるからです。
一番その服が輝く時期に最高の状態で使うことが、価値を最大にあげることになるのではないでしょうか。