断捨離

40代のエンディングノートは「生活の忘備録」でいい

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今あなたに緊急の事が起こったら、
すぐに一切の対処が出来ますか?

例えば 財布を落としたら。
キャッシュカードの番号の控えは?

免許証の番号の控えは?
マイナンバーの暗証番号は?

例えば 突然意識を失ったら。
家族は印鑑の場所や加入保険、預貯金先を知っているでしょうか。

「いざ」は突然やってくる

普段の生活を送っているときには、
気にもかけない日常の情報。

しかし「いざ」は突然やってきます。

銀行のATMにカードを忘れたり、
間違って保険証書を捨てたり。

考えたくはないのですが、
突然意識がなくなることだって
無くはないのです。

そんなときに役立つのが
忘備録『Life Memo』です。

そのノートに、
預貯金の預け先も保険会社も
資産状況や延命治療の希望までが
すべて書いてあったらどうでしょうか?

『Life Memo』は、もはや自分の
意志の代弁者となってくれるはず。

とっても頼もしい存在なのです。


マルアイ Life Memo P LF-P

大切なことはたくさんあり過ぎる

『Life Memo』(ライフメモ)は
いわば生活の忘備録です。

どのページからでも
お好きな形で書き留めて結構!

内容は6種類で構成されてます。

  1. 自分のこと
    履歴・健康管理など
  2. 生活のこと
    住居・車・デジタル関係
  3. 財産やお金のこと
    預貯金・保険など
  4. もしもの時のこと
    介護・延命治療など
  5. 家族・親族・友人のこと
    家系図や連絡先など
  6. 記録
    冠婚葬祭・記念日など

何といってもこのノートは
書き込むだけなのでラクですね。

自作ノートと違って
目次から検索できるので、
自分以外の人が見た場合も
捜しやすいところがいい。

あなたの日々のブレーンになる

『ライフメモ』を作ってみての感想は

ホッとした!安心した!

です。

生命保険がいつまでの払い込みで
どこの会社に金額がいくらだったか。

家族全部の預金口座はいくつあるか。
キャッシュカードは何枚あるか。
クレジットカードの番号の控えは。

もちろん覚えているつもりでしたが
記録することがこんなにも気が休まる
とは思いもよりませんでした。

記録する事によって、誰もが処理や
対処が可能になります。

日々の負担を減らすって大事!

具体的な内容

では「暮らしの忘備録」として何を記録すればよいでしょう?

具体例をあげてみます。

自分のこと

  • 基本情報として氏名・生年月日・血液型・住所・本籍
  • 健康保険証番号・運転免許証番号・パスポート・住民票コード
  • 履歴(学歴・職歴)
  • 資格・免許・褒章など
  • かかりつけ病院
  • 現在抱える病気(発症時期・進み具合)
  • 今までの病歴・怪我など

生活のこと

  • 住居
    (賃貸は貸主連絡先・支払方法など/所有マンションは管理会社や取得日など/持ち家は建設会社や取得日など)
  • 火災保険・地震保険(保険会社名、証券番号、契約者と受取人など)
  • 車・バイク・自転車(車種、ナンバー、名義人、任意保険、購入日など)
  • スマートフォン・携帯電話(番号・アドレス・契約内容時期など)
  • パソコン・タブレット(メーカー型番・アドレス・プロバイダー・購入店など)
  • Webサイト(会員登録のIDやパスワード/開設運営しているサイトなど)

財産・お金のこと

  • 預貯金(金融機関・支店・種類・名義人・口座番号・満期日・カード有無)
  • 不動産(種類・名義人・住所・登記簿上の所在地・記載内容)
  • 有価証券(金融機関・連絡先・口座番号・ID・銘柄口数など)
  • 権利(ゴルフ会員権・リゾート会員権など)
  • 資産(種類・保管場所)
  • 貸金庫・倉庫の場所など
  • 保証債務(主債権者・債権者・保証内容・保証日)
  • 保険(生命保険・医療保険・がん保険・学資保険・養老保険など/保険会社・保険種類・商品名・証券番号・契約者・保険の対象(被保険者)・受取人・保険期間・保険料と支払方法)
  • 年金(公的年金・受取口座/企業年金など)
  • ローン(住宅・教育・自動車など/借入先・目的・金額・完済予定日・金額)
  • 支払い(光熱費・通信費・新聞購読料・月謝・税金など)
  • クレジットカード(カード名称・番号・名義人・紛失時の連絡先)
  • 電子マネー(カード名・番号・紛失時の連絡先)

もしもの時のこと

  • 判断能力がなくなった時(財産管理人を指名したい人・任意後見人の有無)
  • 財産管理の希望
  • 介護についての希望
  • 重病時の告知を希望するか
  • 回復の見込みがないとき(延命治療を望むか・尊厳死の宣言書の有無・判断を誰にゆだねるかの希望)
  • 臓器提供・献体の希望
  • 葬儀の希望
  • 埋葬法の希望(墓地や散骨など)
  • 遺言(遺言書を作成しているか)
  • 相続の希望
  • 形見分けの希望(品物・誰に・保管場所)

家族・親族・友人のこと

  • 家系図
  • 連絡先(家族・親族・友人・お稽古先など)

記録

  • 自分や家族の冠婚葬祭・記念日
  • お見舞いやお悔やみなど金額や品目の記録(日付け・内容・金額)

老いた両親の「エンディングノート」代わりに

自分のエンディングノートとしての
『ライフメモ』はスイスイ書けるし、
同年代の友人にだって勧めたい。

でも自分の老齢の両親には
「終活」「エンディングノート」は
言葉自体も遠慮してしまう…

そのように考える方、多いです。
ええ、わかります。

まだまだ元気でいて欲しいのに
「終活」だなんて縁起が悪いような気がして言葉に出来ない。

必要なのは承知でいながら
言い出しにくいのは当然です。

そんな時、この『ライフメモ』は
気軽に勧めやすい!!

『ライフメモ』という言葉自体が柔らかいですよね。

私も両親に「一緒に書かない?」と
勧めて、おしゃべりしながらそれぞれ
書きました。

なかでも一番の収穫は、
満期の預金口座を発掘出来たこと!

両親がコツコツと貯めてきた物が
無駄にならず良かったと思いました。

特に財産管理は、老齢の親には
大変面倒な事務仕事のひとつ
かもしれません。

お手伝いというスタンスで支えると
うまく書き進められるように思います。

まとめ

自分自身も、
40代で終活ノートは早いかな…?と
思いつつ書き進めた『ライフメモ』。

意外や意外、書いてみて本当の
良さがわかりました。

記憶に抱え込んでおくことの
危うさや不確かさ、
いざという時に伝わらない危険性。

記憶していても、思っていても、
伝わらなければ何の意味もありません。

その大事なことに気が付きました。

記録するって大事ですね

これで一通り伝えたいことは書いた!
という安堵感はありますが、
今後も1年ごとに見直すなどして
更新を続けることが必要だと感じます。

是非、『ライフメモ』お役立てください!

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