銀行口座を解約する時には、なにが必要で、どのような手続きをするのでしょうか?
今回は引っ越しや人生の節目などで、必要の無くなった銀行口座・証券口座の解約の仕方をご紹介します。
銀行口座・証券口座を解約する方法と、解約時に必要な物
今後も必要ないか検討する
口座を解約する流れになった方は、新しい口座を他に開くためか、あるいはいくつかの口座を統廃合するのが目的ではないでしょうか?
勢いで解約の手続きをする前に、本当に今後も必要ないのかどうかを検討しましょう。
- 全ての口座を書き出してみます。
- 今後の用途を考えて必要な口座を絞り込みます。
- 目的ごとに口座をまとめます。
例えば「給与振り込み・生活費引き落とし口座」「貯蓄口座」「資産運用口座」等。
相続を念頭においている場合は、銀行や証券会社に相続関係の相談をしておくと安心です。代理人の登録で、解約などの諸手続きが本人以外でも出来るサービス等がある場合も。
銀行口座の解約
解約に必要な手続き
一般的には本人が窓口で手続きをします。
郵送やインターネットの手続きが可能な金融機関もあります。
解約に必要な書類
- 通帳、キャッシュカード
- 届出印(ハンコ)
- 本人の確認書類 (運転免許証、各種健康保険証など)
- 銀行が用意する所定の用紙
などが必要です。
解約にあたっての注意点
定期預金などの場合、満期前に解約してしまうと損をしてしまう場合もあります。
また一度解約すると、その銀行で再度口座を作るのが難しくなってしまう場合も。
詳しくは該当銀行でご確認下さい。
証券口座の解約
解約に必要な手続き
一般的には、本人が窓口に行く、郵送して手続きします。
インターネットで手続きが出来るところもあります。
解約に必要な書類
- 届出印(ハンコ)
- 各証券会社の所定の用紙
などが必要です。
注意点
株式の証券残高、現金残高を精算しておきます
まとめ
最近はインターネットバンキングも普及して、通帳が発行されない場合も多く、忘れられたままの見落としも多くあるようです。
口座を開設した可能性のある銀行には、氏名・生年月日・口座開設時の住所などで問い合わせをすると良いでしょう。
口座開設者本人からの問い合わせなら、解約するのはそれほど難しい作業ではありません。
そのまま忘れてしまわないように、不要口座は早めの断捨離がおすすめです!