くらしの断捨離

40代からの年賀状の断捨離・失礼なく義理付き合いを閉じるには?

年賀状の季節になると、
モヤモヤと面倒さを感じる方も
多いのではないでしょうか。

もしかしたらそのモヤモヤは
「義理のお付き合い」で出す年賀状が
原因かもしれません。

特に
・年賀状だけの付き合いの人
・距離を取りたいと感じている人
出すのをどうしようか悩みますよね。

今回は”年賀状”を見直して、
お付き合い関係をスッキリする整理術

考えます。

段取りとして「もらった年賀状」を
基本にすると始めやすいので、
さっそくお手元に準備して始めましょう!

この記事の内容

義理づきあいの年賀状を、
失礼なく断捨離するコツがわかる

年賀状を関係ごとに分ける

近頃はメールやSNSで、
年賀の挨拶を済ませる方も
多くなりました。

ツイッターやインスタグラムなら、
お正月の画像をあげることで
年賀状代わりにもなる世の中です。

自分はどれくらいの人数と「つながり」
があるか、全部把握できていますか?

  • 年賀状
  • スマホの連絡帳
  • ライン
  • ツイッター

そのあたりまでが目に見えるつながりかと思います。

その上で、「今年の年賀状」と照らし合わせて、
まずは「関係ごと」に仕分けます。

まずはざっくりと
・親類
・友人
・仕事関係
などに分けます。

その中でさらに
・現在親交のあるひと
・年賀状だけの付き合い
に分けていきます。

現在も親交のある方を除いた、
「年賀状だけの付き合い」が
これから見極めるリストになります。

その関係は義理?現役?

人間関係にも賞味期限が
あるのではないでしょうか?

以前勤めていた会社の同僚、
やめてしまった趣味のサークル
…等々。

そのつながりは今でも現役でしょうか、
必要でしょうか?

この先も上手に活用できない、
ただ所有しているだけの関係ならば、
賞味期限が切れているのかもしれません。

そんな宙ぶらりんな関係でも
連絡がきたら返信しなければと
思ってしまうもの。

義理で無理をした関係を続けて、
お互いにエネルギーを取られていては
本末転倒です。

判断の境界線は
・今後も発展する関係か?
・義理だけの付き合いか?
・今後の気まずさ度合いは?

多くを抱え込まずに、
人間関係も“レギュラー”に絞りたい。

「自分サイズの無理のないお付き合い」を
気持ちよく続ける事こそが、
上手な交際の秘訣ではないでしょうか。

年賀状をもらった日付で考える

今後も親しく付き合いたい相手でも、
お相手の方では年賀状のやり取りが
負担だと思っていることがあります。

いつも三が日を過ぎてから届く、
こちらの年賀状に対しての返信のみ、
といった場合は、
年賀状リストから外しても構わないでしょう。

年賀状が届く日付は、
大きな判断基準の一つになります。

 

実際にどうやって年賀状を断つ?

今年の年賀状に一言添える

年賀状に区切りをつけたい方に対して、
今年の年賀状に一言添えて
ご挨拶をしてはいかがでしょうか。

例えば…

私都合になりますが、
本年を持ちまして
年賀状でのご挨拶を
控えさせて頂く事と致しました
年賀状を離れましても、
これからも末永いお付き合いを
宜しくお願い致します

など摩擦の少ない
目にも柔らかい言葉を選ぶようにします。

既に離れた関係ならば、
特に失礼にはならないでしょう。

もしかしたら、
相手もホッとしているかもしれません。

SNSでの挨拶に切り替える

新年突然SNSに切り替えるのは
ちょっと無理がありますので、
まずはSNSで告知するという方法はいかがでしょう。

実際に、今年の12月はじめ頃に
私がもらったメールがこちらです↓

新年を機に、
皆様ともSNSで交流を深めたいと思い、
連絡先(LINEのQRコード)を
添えさせていただきました 。
友だち登録をしていただけるとうれしいです!
年始のご挨拶も 来年からは
LINEにてさせていただきますね ^^
来年もよろしくお願いいたします。

同世代だったこともあり、
なるほどね~そうだよね~と
違和感なく受け取れました。

こちらは12月の始めにSNSで送って
翌年の年賀状からやめる方法でしたが、

今年の年賀状に印刷して
来年から切り替えるのもいいと思います。

長く続く文化を大事にする気持ちも大切ですが、
同じくらいに新しい様式を取り入れるのも
素敵なことですよね。

徐々に自然消滅

年賀状だけの関係の薄い人、
年賀状を出しても返信がかなり遅い人、
年賀状が返ってこない人、などの場合は、
そのまま年賀状を終わりにする方法もあります。

自然の流れで関係が薄れてゆくことは、
お付き合いの中ではよくあること。

「年賀状をやめます」という一言が
相手を傷つけてしまうこともあります。

そんな場合、
ゆるやかにフェードアウトするのも
れっきとした一つの手段でしょう。

後ろめたく思うことなく、
静かに関係を閉じたい場合には
おすすめしたい方法です。

来た年賀状だけに返信する

これはうちの父なのですが、
積極的にやめるのではなく、
頂いた賀状にだけ返信する
という方針です。

年賀状を書く時にかける
エネルギー・時間・費用が
年々気力まで消耗してしまうとのこと。

過去の関係に終止符を打つことは、
時の流れや変化にも片をつけることです。

自分で把握できるだけの、
生きた人間関係を持続することも
また潔いかもしれません。

おわりに

年賀状の断捨離には
決まりも終わりもありません。

それに、
年賀状を送ることは無くなっても、
関係まで断ち切れるわけではありません。

形式にこだわらず、思いやる気持ちや
心を伝えることが一番大切なはず。

ストレスフリーな改習慣として
年賀状の断捨離、始めてみてはいかがでしょうか。