暮らしのコラム

年金で暮らせる⁉高齢者の新しい住まいのカタチ「ケアハウス」とは

最近耳にする「ケアハウス」。
高齢者の住まいの選択として人気が高まっています。

なかには夫婦で温暖な気候の沖縄のケアハウスに移住する例もあるとか。

リゾートで老後なんて羨ましすぎる!

しかも年金の範囲内で暮らせる施設もあるらしいのです。

ケアハウスって一体なに?
どんなサービスがあるの?
入居の条件は?
気になる料金は?

ここでは気になるケアハウスについて、わかりやすく解説します。

自分の将来のためにもなりますよ!

この記事でわかること

ケアハウスと入居に関すること

ケアハウスとは?

ケアハウスとは、60歳以上の高齢者が食事や洗濯など日常のサポートを受けながら生活できる住まいのこと

比較的価格が低いために最近人気のある暮らし方です。

入居時に介護を必要としない元気な方から軽い介護が必要な方までが、永く一緒に住まわれています。

離れて暮らす息子
離れて暮らす息子
両親はまだ元気そうだけど、高齢者同士だけで暮らすのは心配だなあ…
嫁いだ娘
嫁いだ娘
杖が必要なひとり暮らしの母、家事が大変そう…

身の回りのことは自分で出来るけど、独居はちょっと心配、という方にピッタリの暮らし方です。

ケアハウスは「軽度老人ホームC型」とも呼ばれ、2種類のタイプがあります。

一般型 介護がいらない方、軽い介護が必要な方
介護型 要介護1以上の方

※この2つは受けられるサービスが違います。

ケアハウスの設備は、居室、浴室・トイレなどの共同設備、食堂と共同リビングを兼用する共同生活室などで構成。

  • 個室の広さは、単身の場合で21.6平方メートル以上、2人部屋の場合で31.9平方メートル以上
  • 部屋にはベッド、トイレ、ミニキッチン、エアコン、緊急通報機が設置
  • 共同設備には、食堂や浴室、談話室など
  • 基本的にバリアフリー設計

ケアハウスのサービスは?

一般型ケアハウスのサービス

「一般型ケアハウス」は「自立型ケアハウス」と呼ばれることもあり、軽度の介護(要介護1)までなら入居できるところも多くあります。

<受けられる主なサービス>
掃除
洗濯
食事の提供
緊急時の対応

基本的に「身の回りのことは自分で行い、生活の援助を受ける」施設です。

入居後に介護が必要になっても、ヘルパーやデイサービスを使って暮らせるなら入居し続けられます(要介護2程度まで)。

介護型ケアハウスのサービス

「介護型ケアハウス」は「特定施設ケアハウス」とよばれることもあり、特定施設入居者生活介護の指定を受けた施設です。

専門の介護スタッフが常駐していて、介護サービスを施設内で受けられるのが、一般型との大きな違いです。

<受けられる主なサービス>
掃除
洗濯
食事の提供
緊急時の対応
・・・・・・・・・・・・・・・・・
↓ここからが介護型にプラスされる
食事入浴トイレの介助
機能訓練
病院の付添い

ケアハウス入居の条件は?

ケアハウスの入居条件は家庭環境、住宅環境により独居生活が困難であること。
夫婦だけの生活が困難な場合も同じです。

  • 一般型は、個人または夫婦のどちらかが60歳以上であること、
  • 介護型は、65歳以上で要介護1~2の高齢者が入居条件です。

また、ケアハウスへ入居する際には所得制限はありません。

ケアハウスの料金は?

入居時には、保証金がかかります。
大体の相場は一般型で約30万円、介護型で数十万~数百万円位です。

月々の費用には、家賃や食費や光熱費などの生活費、施設運営費や管理費などが含まれ、一般型で約6万~20万円未満、介護型で約6万~20万円程度かかるようです。

介護型は一般型よりも月額費用は高くなります。これは介護サービスが含まれるためです。

これらの金額はあくまでも目安なので、施設によって異なります。ですから調べてみると、年金内で暮らせる施設もけっこうあります。

ケアハウスの探し方

ケアハウスはどこで探す?

一番は今の住まいの近くがおすすめです。

近くに知り合いが多い環境はなによりありがたいもの。今まで通りの交友関係が続けられるのは嬉しいですね。

いざというときも、旧知の関係なら助けになります。

次におすすめなのは、温暖な気候の土地で探すこと。1年を通じて温暖な土地であれば、寒さや雪の被害なども無く過ごしやすさは段違いです。

都心に住んでいる方なら郊外に移り住んで出費を抑えるという裏ワザもありです。元気なうちに年金で暮らせる地方移住に踏み切るなら、財産の目減りも防げそう。

老人ホームと違ってケアハウスが低価格で運営できているのは、地方自治体や社会福祉法人などが運営する福祉施設だから。

介護が進んでも継続して見てもらえたり、中には看取りまでしてもらえたという例も聞きます。

公的なサービスを受けながら、低価格で暮らすことが出来て、先々のことまで安心しておまかせできるとは、本当に良い仕組みがあるものです。

これは使わずにいるのは、もったいない!

親子や親族と同居するばかりが、幸せな生活とは限りません。

親族のあいだで居心地悪く過ごすよりも、多くの人と触れ合いながら伸び伸びと暮らす幸せもあります。

検討されている方はぜひ参考にしてみて下さい。